SASRA-Sに回答する
100の質問をまともに答えてないだろうなと思ったあなたは、中々の灰ジャ通です。
平等主義的性役割態度スケール縮小版(SASRA-S)に個人的に答えてみる。
本スケールの説明はこれを作成した論文にあります。n=1でなんかするものではない。
'94年作成のものながら、2010年代の論文にも使われているので妥当性があるんじゃないでしょうか。心理学系研究知らんけど。
この前副ゼミでSESRA-Sを使った論文に触れまして、
暇なので問いてみたら、伝統志向、平等志向では測れない私自身の世界に対する考え方が表れたので100の質問代わりにいいかなと思って公開します。
本来の五段階尺度、「1ぜんぜんそう思わない、2あまりそう思わない、3どちらともいえない、4まあそう思う、5まったくそのとおりだと思う」をベースに書きたいことを書いています。
というか、アンケートって基本的に五段階で割り切れる回答ってそうないような気がします。それはまあそうなんだけど……で、3を選びがち。ニポンジンだね。
- 1. 女性が社会的地位や賃金の高い職業を持つと結婚するのが難しくなるから、そういう職業を持たないほうがよい
- あまりそう思わない。
社会的地位や賃金の高い職業に就いても結婚できると思う
- 2. 結婚生活の重要事項は夫が決めるべきである
- ぜんぜんそう思わない。
- 3. 主婦が働くと夫をないがしろにしがちで、夫婦関係にひびがはいりやすい
- どちらともいえない。
場合による。
- 4. 女性の居るべき場所は家庭であり、男性の居るべき場所は職場である
- ぜんぜんそう思わない。
職場に居るべきではない。労働は悪。
- 5. 主婦が仕事を持つと、家族の負担が重くなるのでよくない
- どちらともいえない。
主婦業をしなければ家族の負担が重くなるわけではないし、稼がないと家族の負担が増える場合もある。最近は家事代行もあるし。
- 6. 結婚後、妻は必ずしも夫の姓を名乗る必要はなく、旧姓で通してもよい
- まったくそのとおりだと思う。
設問の通りです。夫婦別姓賛成。姓名は識別番号でしかない。
- 7. 家事は男女の共同作業となるべきである
- どちらともいえない。
稼ぎが同等なら同時作業量にするべきだし、稼ぎが同等で労働時間に差異があれば労働時間の短いほうが多く家事をして、
専業主夫ならすべて担当するとか、共同作業となるべきとは言えないなあ。
ちなみにすべての男女の初の共同作業はケーキ入刀です。ほんとだよ。
- 8. 子育ては女性にとって一番大切なキャリアである
- あまりそう思わない。子供は自分の遺伝子のcarrierではあるよ。
- 9. 男の子は男らしく、女の子は女らしく育てることが非常に大切である
- あまりそう思わない。
その児童にあった教育を施すのが大切。ちなみにThird genderの子をThird genderの子らしく育てるって中性的とされる見た目にするとかなんだろうか。
というからしさってなんだよって。
人とは違うで差をつけろ
- 10. 娘は将来主婦に、息子は職業人になることを想定して育てるべきである
- ぜんぜんそう思わない。
労働は悪。
- 11. 女性は家事や育児をしなければならないから、フルタイムで働くよりパートタイムで働いたほうがよい
- ぜんぜんそう思わない。
専業主夫になりたい。働きたくない
- 12. 女性の人生において、妻であり母であることも大事だが、仕事をすることもそれと同じくらい重要である
- ぜんぜんそう思わない。
妻であり母であることは重要でなく、一人の人間として生を全うするのが重要であり、しかも仕事は悪なので全く重要ではない
- 13. 女性は子供が生まれても、仕事を続けたほうがよい
- どちらともいえない。
小学校に上がって12月に母が働き始めたけどかなり寂しかったのを覚えているよ
- l4. 経済的に不自由でなければ、女性は働かなくてもよい
- まったくそのとおりだと思う。
労働は悪。男性もどの性も経済的に不自由でなければ働かなくて良い。働きたいという奇特な性癖を否定することはないので、働きたい人は働けばいいんじゃないでしょうか
- l5. 家事や育児をしなければならないから、女性はあまり責任の重い、競争の激しい仕事をしないほうがよい
- ぜんぜんそう思わない。
女性が家事や育児をしなければならないことはない。むしろ養ってほしいまである
いかがでしたか!?